合格者の声

「マイスター」の称号を勝ち取った合格者からメッセージです。その一部ご紹介します。

塗装
氏名:Y.Kさん  職歴:15年

職人マイスター制度を受講・受験したきっかけをお聞かせください

塗装の仕事に携わったから40年以上たちますが、資格取得に対するこだわりや執着はまったくありませんでした。というのも、業務には生かせない資格がほとんどだと感じていたからです。
ですが、材料メーカーの方が講習をしてくれたり、施工の技術や技量を測ってくれる「職人マイスター制度」なら、ぜひ腕だめしをしたいと思ったからです。

身につけたスキルの今後の活用方法をお聞かせください

「職人マイスター制度」のいいところは、新しい材料の情報だけでなく施工上問題になったケースや不具合報告にいたるまで情報を得やすくなることです。
生業である塗装については、RASからもらう情報をフル活用して業務に活かしたいです。また、今後余裕が出たら、今後防水や床シートなどの他の科目にも挑戦したいと思います。

マイスターを目指す方へひとことお願いします

仕事をする上で、資格取得はあくまで通過点にしかすぎません。ですが、数ある資格のなかで「職人マイスター制度」は、材料メーカーの講習や、実際の施工現場で技能試験をおこなうなど、より現場に近い資格だと思います。
資格取得を目指すことがそのまま技量・技能アップにつながるので、若い人を中心にぜひ取得を目指してもらいたいと思います。
防水
氏名:S.Tさん  職歴:18年

職人マイスター制度を受講・受験したきっかけをお聞かせください

会社から勧められたのがきっかけです。半ば強制のような(笑)状態で、受験しないわけにもいかず…。ただ、受けるからには落ちたくないので、材料の取り扱いや施工手順についてはもちろん、施工環境にも配慮しながら通常業務のなかで試験対策をしていました。

身につけたスキルの今後の活用方法をお聞かせください

次は塗装マイスターを目指したいです。業務上、急な漏水対応でお客さまの建物に足を運ぶことが多いのですが、目につくのが塗装面の剥がれ。
私が資格を取って塗装も対応できるようになれば、会社の業務範囲が広がることにもなります。

マイスターを目指す方へひとことお願いします

実地試験は、意外と時間が足りなくなるので要注意です。「普段どおりに」といっても試験となればどうしても緊張してしまうものですから、ふだんの業務で時間を意識するようにしてみるといいのではないでしょうか。