担当者から

自社の歴史や業務について。

「構造物を雨などの外的要因による劣化から守るためにさまざまな技術を駆使して、安全で快適な空間を作り出す」。これをテーマに、化学のチカラを使った防水材・外装材等の製造・販売をしています。

製品開発のコンセプトやポリシーについて。

「構造物を化学のチカラで環境に優しく安全を追求する価値創造企業」を経営理念におき、とくにウレタン塗膜防水材に関しては以下の３つに問題に貢献できる製品、工法の開発をおこなっています。

1.時代の要求である環境対応型ウレタン防水材システムの普及、拡大。
2.ウレタン防水材の長年の課題である施工品質の確保。
3.顕在化してきた人手不足対策。

RASおよび職人マイスター制度に関わることになった経緯。

クレーム発生の原因比率の約80%は、製品選定不良・施工管理、技術不良・納まり不良が占めており（社団法人 建築業協会施工部調べ）、RASの取り組みがこれらの原因を少しでも軽減し、より高品質な工事を追求できると思い賛同しました。

「職人マイスター制度」のメリットについて。

実力のある職人を正当に評価することで、工事の品質向上はもとより、技術・技能に見合った報酬を得るための基準になりえるため、将来的に職人不足の解消にもつながる可能性を含んでいると思います。

材料メーカーの立ち位置から、職人さんに伝えたいこと

材料は「半製品」であり、施工しだいで品質が異なります。誰が使っても同じ品質を目指すのがメーカーの努めですが、職人さんの技術は永遠に必要不可欠なものと考えています。メーカーもより一層の努力を続けますので、一緒により高品質の工事をお客さまに届けていきましょう。

職人マイスター制度の試験を受ける方へのメッセージ。

とにかく落ち着いてトライしてください。合否者を出すことが本来の目的ではありません。受講された方にお話しを聞くと、緊張してしまい、手順間違いや、時間オーバーなど思いもよらぬ事が起きるようです。
この実技試験に合格すれば終わりということではありません。プライドを持って雨水などから居住者の財産を守ってあげてください。