担当者から

自社の歴史や業務について。

当社が販売している『タキストロン』は、1973年に屋外プールサイド用という最も「防滑性」、「安全性」が求められる過酷な使用環境で、滑りのメカニズムを研究し、防滑性シートとして販売を開始しました。これらの経験を活かし、業界初となるマンション分野で、開放廊下専用床材やバルコニー用床材、階段用床材「タキステップ」を開発、販売しました。今後も「防滑性」を主軸とした「安全床材」の用途拡大を進めていきます。

製品開発のコンセプトやポリシーについて。

建築物のロングライフ化が課題になっており、当社の床仕上げ材も、長期間にわたり、「足元に安全と安心を敷きつめる」というテーマのもと、初期の性能が持続可能な品質を目指し、お客さまの生活環境向上を常に意識して、製品開発に努めています。

RASおよび職人マイスター制度に関わることになった経緯。

当社の床材製品は、職人さんが施工して初めて完成品となります。 職人さんの技能を、次の世代へ引き継ぐことが非常に重要であり、材料メーカーとして少しでも協力できればと考えました。

「職人マイスター制度」のメリットについて。

職人さんと材料メーカーが今まで以上に連携することで、施工工程での細かな情報・状況、ご意見・ご相談をそのまま製品開発に役立てることができます。また、こちらからも新技術や新製品についての情報を職人さんへ発信できるため、最新の情報を速やかに伝え、より良い品質を居住者の皆様へ提供することが可能なところだと思っています。

材料メーカーの立ち位置から、職人さんに伝えたいこと

当社の製品は職人さんに施工されて初めて完成品となり、居住者の皆さまへ届けられます。そのため、製品の品質は職人さんの技量に左右されるといっても過言ではありません。製品の長寿命化はもちろんですが、実際に工事をする職人さんが施工しやすい製品の開発も重要と考えています。

職人マイスター制度の試験を受ける方にメッセージをお願いします。

最初に覚えた基本の作業と、これまで現場でつちかった応用のノウハウを発揮し、ゴールドマイスターを目指してください。